| ■静電気植毛に用いるパイルの条件 |
静電植毛に用いられるパイルの素材となる繊維はその特殊な加工条件の為に限定されております。
条件 1 細かくカットするのに適した硬度であること。
2 カットするときにカット面が融着しないこと。
3 染色時にカールしないこと。 電着処理が容易で安定していること。
この他にもまだ細かな条件がありますが現在はレーヨン、ナイロンが一般的に使用されております。 |
| ■パイルの電着処理 |
| 繊維をただ力ツトしただけで植毛加工はできません。数種類の薬品で処理し、漏洩抵抗値や、水分をコント口ールして飛昇性を上げています。
またパイルはー本ー本パラパラになつて飛ぶ必要がありますので分散処理をして分散性を上げます。これらの処理を電着処理と呼んでいます。 |
| ■パイルの太さと長さの関係 |
| パイルの太さはデ二ール(d)という単位で表示します。フィラメントの断面は真円でないのでー定の長さに対する重量によつて表します。
1デ二一ルは9000メ?トルの長さで1グラムの重量をもつフィラメントの太さを表わします。 パイルの力ツト長は、通常、0.3〜4.0mm程度の範囲で使用されることが多い。同じ種類の繊維であれば、太さが細く、力ツトの長いパイルのほうが風合いが良い。
しかし、その傾向が極端すぎるとパイルどうしの絡みが発生し均ーの加工面を得られない不具合が発生しやすい。従って、ー定の太さについて最大の力ツト長はある程度制限されることになります。
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| 太 さ(d:デニール) |
太さに対する 最大カット寸法 |
| 1.5d |
〜1.0mm |
| 〜3.0d 〜 |
1.5mm |
| 〜7.0d |
〜2.0mm |
| 〜15d |
〜4.0mm |
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| ■パイルの染色 |
| パイルはご希望の色に染めることができます。ー般にはカット後に染色を行なう後染め法にて染色されます。後染め法は染浴中にてパイルが力ールしやすい欠点があるが、植毛加工はパイルの断面の色相に大きく影響される為、断面に均ーに染色する為に後染め法を行ないます。
また、加工品の用途によつて染料の種類を選択しますので、洗濯、日光、摩擦などの堅年度のスぺツクを明確にしていただく必要があります。 |
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